妊婦さんと骨盤の痛み(恥骨、お尻)
こんにちは!ケイユウです
産後の方や妊婦さんの方もご来院して下さっています。
症状の中で多い悩みとしては、骨盤周辺の痛み(恥骨痛やお尻の痛み)です。
後期になればなるほど痛む方が多く、また、痛み自体も強くなりやすいです。
理由としては、
・赤ちゃんが大きくなり重さが身体にかける負担も大きくなること
・リラキシンというホルモンが分泌され関節が緩み為、左右の骨盤をつないでいる関節も繋がりが弱くなるので、そこで炎症が起きている場合は悪化しやすくなる
・もともとの姿勢が悪い。➡腹筋と背筋のバランスが悪く腹圧が弱いので腰の深部の筋肉が固まり脚、腰に負担が掛かる
・歪みから重心が偏ることで負担も一点に集中しやすい
・座り方➡股関節が悪くなれば恥骨に負担が掛かりやすくなる
~対策~
・座り方と座る場所の改善
・寝る場所と寝方。寝方に合わせた枕
・骨盤ベルトの着用
・安静の正しい理解➡安静とは何もせずにできるだけ横になって休む。という意味ではなありません。重たいものを持たない。いきむような呼吸を止めるような無理な運動をしない。体調が整っていれば転倒などの万が一に備えながら適度な運動(一度の運動で20~30分歩く)を行う事が本当の安静です。かなり重要なポイント!
・歪みの改善
赤ちゃんがお腹にいても人の身体の骨と筋肉の関係は同じです。運動不足になれば柔軟性が無くなり、骨盤の動きが止まったり猫背になると恥骨や腰椎への負担も大きくなってしまいます。
暑くもなり妊婦さん用のとこちゃんベルトも蒸れたりして、着けたがらない方も多いと思います!何かここぞという時に装着したりと場面場面で使い分けるのもオススメです!
少しでも負担を減らして、まずお母さん方の身体を第一に考えて出産に臨みましょう!!!