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スイング動作(捻り)で腰を痛める理由

こんにちは、けいゆうです!

スポーツ動作において「捻り」は不可欠ですし、この質を高めることがパフォーマンスの向上につながると思います。様々なスポーツにおいて各種目、特殊な技術は経験者のみ語れるポイントでしょう。私自身もバスケットをしていますが、別の種目のテクニックは指導できません!

しかし、運動学や解剖学的にみて、どのスポーツも共通する改善ポイントは存在するので、そこの指導を私たちはさせてもらっています。

そこで今日お伝えしたいのが「捻り」です。※今回は背骨(脊椎)を主にお話しします。

 

主にスイング動作をイメージしやすいかと思います。スイング系スポーツ以外のサッカーやバスケットでも必要不可欠な動作です。

必要な動作ほど、誤った感覚で行えば必ず負傷の原因となってしまいます。

「捻り」の誤認識としては、腰を回すイメージです。

腰椎の回旋可動域は5度とされています。かなり「捻り」には不向きな関節だという事になります 😥 

ですが、例えばゴルフのスイング。明らかに5度以上、身体は捻じれています。

腰だけで回旋を行おうとしてしまえば、必ず腰椎捻挫、いわばギックリ腰、成長期では分離症などの疲労骨折も稀ではありません。

では、どの関節で5度以上の「捻り」を生み出すのでしょうか。

背骨(椎体)で回旋に大きく関わるのは、胸椎です。もちろん、頚椎も回旋に関わりますが姿勢不良で動きが極端に低下してしまうのが胸椎です。

猫背になり胸椎の動きが悪いと背筋が衰え、正しい呼吸と回旋運動に支障をきたします。

そのような状態で「捻り」を行えば、腰(腰椎)だけで5度以上の限界を超えようと無理をすることで負傷に繋がってしまうのです!!

まとめると、胸椎を使えるようになりましょう!という事です 🙂 

 

風邪をひいたり体調を崩して寝込んでしまった後の病み上がりは、身体が重たかったり腰や首などが凝り固まる経験はないでしょうか?

デスクワークの方のように同じ姿勢で長時間作業をされる方も背中を中心に股関節などが固まり、余計に腰への負担を増幅させます。

まず大事なことは、こまめに立って動くことです。関節を動かす機会を増やすことで固まった体も柔らかくなっていきます。自律神経も整いやすく睡眠の質にも良い影響が出るでしょう!!

もちろんストレッチや有酸素運動も効果的ですが

まずは、立つ回数を増やすことから取り掛かってみてはいかがでしょうか!職場でも家でもなので、意外と立てていないことに気付かれるかもしれません 😉 

  

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