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喫煙と腰痛の関係性

こんにちは!

みやざき整骨院の篠塚です。

今回は喫煙と腰痛の関係性についてご紹介させていただきます。

 

 腰痛の原因として腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が有名です。
しかし、こういった疾患は腰痛全体の15パーセントぐらい。

その他のほとんどは、原因不明の腰痛です。多くは筋膜性腰痛などと診断されます。
この大部分の腰痛は、血流と関係が深いのです。

腰部の血流がタバコによって低下し、腰痛が起こります。
椎間板は、背骨と背骨の間にあってクッションの役目を果たしています。

椎間板には血管がありませんので、栄養分は椎間板の周囲の血管などから吸収しますが、
喫煙によって、この血管も収縮を起こして血のめぐりが悪くなり、
栄養が行き渡らなくなって椎間板が変性するのです。

ニコチン摂取によって弾力性が本来の半分以下になると、日常のいろいろな動きによって
椎間板が壊れやすくなり、中の軟骨が飛び出して周辺の神経を圧迫して痛みが起きます。

タバコの本数が増えるほど、腰痛の発症が増えることが分かっています。
一日の本数が21本以上の喫煙者が腰痛を訴える程度は、
非喫煙者の1.36倍と高く、20本以下でも1.29倍でした。

つまり、腰痛の原因はタバコであるといえるのです。腰が痛いにもかかわらずタバコを吸っているならば、
その腰痛は治ることはありません。原因をそのままにして病気が治ることはないのです。

腰痛持ちの人にとって禁煙は必須です。
腰痛でタバコを吸うのは、腰痛を治したくないと表明するのと同じです。

タバコは体にとって悪影響しか及ぼしていませんので喫煙している方はこの機会に禁煙してみてはどうですか?

 

 

  

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